2008年07月22日

斬新な“イスラム万博”

英国から

 ロンドン市内で先日、欧州では最大規模と言われる「イスラム万博(イスラム・エキスポ2008)」が開かれたので、会場をのぞいてみた。

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 一階の広いホールには、英国内のイスラム関連団体や企業のほか、海外イスラム諸国からの企業(衛星放送アルジャジーラなど)、合わせて約百三十の企業(団体)が出展しており、ファッション衣料、書籍、医療、食品、メディア電子機器などの物産展を楽しむことができた。

 来場者の多くはムスリム(イスラム教徒)の人たちで、会場を歩いていると、あたかもひと時、中東の都市にでも連れて行かれたような錯覚すら覚えたが、同時にムスリムの人々がイスラムの伝統的信仰を保ちながらも、現代の経済ビジネス活動にも何とか適応しようとしていることがよく理解できた。

 会場二階の回廊では、イスラムの歴史紹介と芸術品展示が行われていた。七、八世紀ごろのアラビア語で書かれたコーランのカリグラフィーは必見だった。

 イスラム芸術と言えば、幾何学模様が有名だが、展示されていた現代ムスリム芸術家たちの作品は幾何学模様とシンメトリー(対位法)を駆使して鮮やかな精神的空間を描写しており、斬新性がある。

 スイスの画家パウル・クレーがイスラムの紋様や色彩から強い影響を受けたのもうなずける。

(G)

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