2008年08月01日

分断国の“片思い”

韓国から

 全長二百五十キロにわたり韓半島の東西を走る軍事境界線を挟んで、南北にそれぞれ二キロずつの非武装地帯(DMZ)を平和利用しようという構想が浮かんでいる。提案したのはDMZの約六割を占める韓国北東部の江原道。

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 韓国動乱の末、もたらされた「悲劇の象徴」を恩讐を超えて協力し合う「祝福の象徴」に変える大プロジェクトだという。

 南北の代表的景勝地として知られる雪嶽山と金剛山を結ぶ一帯を観光特区としてひっくるめて開発したり、開城工業団地のような団地を南側に造成するなどが柱で、江原道では八月にも担当機関となる「DMZ観光庁」を設置すると意気込んでいる。

 到底、一地方自治体レベルで推進できる話ではないが、まず先に発表してしまうところが韓国らしい。政府の同意も、国家予算も取り付けていないし、何より問題は南北関係が冷え込んでいる今、北朝鮮が「ウン」と言うかである。

 実は江原道は二年前、DMZを国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録するため、地域の自然環境を調査する計画を発表したことがあった。

 「登録までは二年くらいの見通し」だったはずだが、二年たった今、計画自体が中断している。「やはり北朝鮮が絡む問題だから」(江原道関係者)だそうだ。

 「ウリ(われわれ)民族同士」で和気あいあいと南北融和に浸った前政権でも「北が問題」だったとするなら、対話断絶の上に射殺事件でますます態度を硬化する現政権では、一体どうなることやら。まだまだ“片思い”に悩まされそうだ。

(U)

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この記事へのコメント
他者を配慮できず、すぐ火病を起こして自己主張しかしない民族同士、解決は無理でしょうね

Posted by IT at 2008年08月02日 03:36