2008年08月09日

新道交法で罰則を強化

エジプトから

 エジプトで八月一日から、新たな道路交通法の適用がスタートした。ここ数日を見る限り、驚くほどの様変わりである。

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 何よりも、車のスピードが軒並み落ちている。今までは、時速百キロを超えるスピードで、右側から左側から前の車を追い抜いて車間をスイスイと泳ぎ回っていた暴走車群が影を潜め、皆六十キロから八十キロ程度で走っている。

 ガソリンの浪費を警戒し、スピードを落としている部分もあるのだろうが、警官による摘発を恐れているのは間違いない。今回の改正では、罰金の増額、免停、刑務所行きを含む罰則の強化はもちろんだが、警官が直接その場で違反切符を切るという方式に切り替えたのが特色だ。今までは警官が違法車をチェック、違反金は数年後の後払いで、しかも徴収窓口で個々に値下げ交渉するという公正さに欠けたものだった。

 今回は、安全ベルト着用、携帯電話、一方通行違反などへの罰金強化と駐車違反者には一カ月の免停、車内での男女間の性交は六カ月の懲役刑、夜間無灯火は六カ月の免停など罰則が強化された。クラクションを派手に鳴らしながら結婚を祝う車列は許可制に。明る過ぎるライトをつけているドライバー、突然の車線変更も一カ月前後の免停だ。

 さらにオートバイ、タクシーへの罰則も強化。今まで多かった乗車拒否には約六千円から約三万円の罰金、料金の不法な請求、制限人数以上の乗車にも同額の罰金を科した。

 エジプトもこれでやっと、正常な国家の仲間入りができそうだと期待したいが、いつまで続くかが問題だ。

(S)

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この記事へのコメント
先日乗ったタクシーの運転手は、安全ベルトをしてなくて、乗り合わせた男性乗客が、50ポンドの罰金だよと、親切に注意すると、締めずに形だけしていました。シートベルトは事故のとき自分を守ってくれる、という実感がないようです
Posted by かもめ at 2008年08月10日 03:34
救急箱が店先に目立つなと思っていたら、救急箱を備え付けよというお触れも出たそうです。が、強制して買わせようという、政府と企業の癒着、と評しているのを聞きました。事故にあっても、救急セットをどう使うかわからないのにと。日本では、消防署が講習会をして教えてくれました。エジプトでは学校で教えない、講習会がないのが残念です。
Posted by かもめ at 2008年08月10日 03:36
質問ですが、タクシーの料金の不法な請求はどうやって、不法と主張できるのでしょうか。ガソリンも40%値上げで、ますます、吹っかけられますが、メーターもないか、作動しないので。
Posted by かもめ at 2008年08月10日 03:40
タクシー料金請求額の不法性はどうしたら主張できるか、実際わからないところです。ただ、イエローキャブの料金を基準に考えることは出来るのでは。彼らはメーターで料金を表示し、サービスがとても良いですから、それ以下の一般タクシーが、彼ら以上の料金を請求したら、文句を付けられると思います。この期間で、実際の法的適用が行われたかどうか不明ですが、注意してみていきましょう。かもめさんからの情報もお待ちしています。
Posted by S at 2008年08月12日 21:23