2008年08月12日

次期五輪は市民感覚で

英国から

 次期オリンピック開催都市ロンドンでは八日、多くの市民がトラファルガー広場など市内三カ所に設置された大きな街頭スクリーンを通じて北京オリンピックの壮大な開幕式を見た。同時中継を見終わって、「少々チャレンジだけど、ロンドンは北京に負けないわ。もっと良くできるかもしれない」という声が聞こえるなど、ロンドン五輪に懸ける意気込みは市民の間で徐々に盛り上がっている。

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 二十四日の閉幕式で行われる五輪旗引き継ぎ式の模様は英国全土の主要都市の三十カ所で街頭スクリーンに映し出されるほか、ロンドン市内で四万人が集まった祝賀ライブコンサートを開くことになっている。

 しかし、ロンドン五輪の主催者たちは、北京での開幕式のような国家規模による壮観な見世物を四年後のロンドンで繰り返すつもりはないようだ。予算の制限があるし、マスゲームのための人員も中国のように軍隊から何万人も簡単に動員できるわけではなく、あくまでも市民のボランティア頼りであるからだ。もっと慎ましやかな開幕式がふさわしいと思っている。

 ロンドン五輪組織委員会のデイントン会長は四年後には「インスピレーションに富んだショー」を見せたいと述べているが、多人種多文化が共存するコスモポリタン都市で開かれる次回オリンピックは市民感覚の身近な祭典になると期待したい。国威発揚のオリンピックはもう北京で終わりにしてもらいたいものだ。

(G)

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