2008年08月13日

高視聴率の五輪放映

米国から

 五輪放映の視聴率が近年下がり続けている中で、米国での独占放映権を所有しているNBCテレビは久々の高視聴率に胸をなで下ろしている。

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 視聴率の調査機関ニールセンによると、北京五輪の開会式と翌日の放映の視聴者は一九九六年のアトランタ五輪の記録を四百万人上回る一億一千四百万人で、前回のアテネ五輪よりも千九百万人も上回っている。

 しかし、これは本体のNBCテレビだけでなく、スポーツチャンネルやインターネット放映、さらにスペイン語テレビ局など関連放映機関を総合した数字。米国以外で開かれた五輪放映の米国での最高視聴率は七六年のモントリオール五輪の22・1%だが、今回はこれに次ぐ16・2%。

 モントリオールの時は海外といっても米国と時差のない隣国カナダだった。しかし、今回は十数時間の時差がある中国であるため、NBCは録画したものをゴールデンタイムに放映したが、それでも近年にない高視聴率を獲得した。

 NBCは今回、専門チャンネルやインターネットでの放映などで延べ二千九百時間の実況放映を実施する予定。また、北京五輪で史上初の金メダル八個に挑む競泳のフェルプス選手や中国との競争が注目される体操などイベントの盛り上げ報道も功を奏している。

 国威発揚という政治的意図に満ちた北京五輪。だが、NBCは観戦に訪れたブッシュ大統領とのインタビューで、中国の人権問題にもはっきり触れるなど、メディアとしての独立姿勢も失ってはいない。

(M)

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