2008年08月30日

玉の輿に乗る方法

ロシアから

 ビクトルさん(39)は、自動車部品販売会社の経営者。十年昼夜なく働き、一財産築いた。しかし独身。「金がない時は、彼女ができず、金ができると金目当ての女ばかり寄ってくる」と彼は言う。

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 ある日、青空市場に立ち寄った。長い行列ができていた。見ると、笑顔の素敵な若い女性が売っている。ビクトルさんも、そこで毎日野菜・果物を買うようになった。
 ここで働くアーニャさん(27)は、三百六十五日笑顔を絶やさない。経営のストレスに苦しむビクトルさんは、彼女から「元気の秘密」を聞き出したくなり、食事に誘った(百回断られたが)。

 食事をしながらお互いの身の上を話し、打ち解けてきたので、思い切って質問した。「前から不思議だったんだけど、君ってどうしていつも幸せそうなの?」
 アーニャさんは、十秒くらい考えて口を開いた。

「……私には両腕・両足があるし、両親は生きているし、働く場所もあって、お給料の一部を両親に送ることもできる。幸せでない理由なんかないわ」

 ビクトルさんは驚いた。青空市場の給料が高いはずはない。彼女はその一部をシベリアの両親に送り、なおかつ「幸せだ」と心から断言する。

 彼は、「この女性しかいない」と確信した。一年後、ビクトルさんはアーニャさんを口説き落とし、結婚にこぎつけた。結局アーニャさんは、一言で玉の輿に乗ったのである。しかし、一番ラッキーなのはビクトルさんのようだ。

(Y)

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