2008年10月02日

犯罪空港「黄金の大地」

タイから

 バンコクの空のゲートウエーであるスワンナプーム国際空港は一見、華やかに見えるが実は犯罪の溜まり場だ。先月下旬にはタイ警察が、多数のカート紛失事件の全容を解明した。タイ警察は、空港からトラックでカートを持ち出そうとした清掃会社作業員らを逮捕。その供述からバンコク都内のスクラップ業者を強制捜索して、ステンレス部分を取り外していたカート五百台分を回収した。容疑者は一台五万円から八万円するカートを、スクラップ業者に三千五百円程度で売却していた。

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 同空港の開港以来二年間で、当初準備していたカート九千台が七千台まで激減。乗客はカート不足で、奪い合いとなり喧嘩まで発生していた。また今春には、空港内の鉄道駅建設現場に強盗団が侵入。警備員二人を殺害した上に鉄板一トン半を奪い逃走する事件も発生している。

 六月には、空港内のバンコク銀行空港支店に銃を所持した強盗団三人組が押し入り、現金約三百万バーツ(約一千五十万円)を強奪している。スワンナプームとは「黄金の大地」を意味するが、蜜に昆虫が吸い寄せられるように「黄金」には悪人どもが群がるものだ。

 無論、「黄金の大地」に降り立つ乗客も、犯罪者集団のターゲットになる。彼らを狙うのは、スリ集団に白タク、違法ガイドたちだ。悪質な白タク事件では、同空港に降り立った英国人男性が、白タクのタイ人女性から声をかけられ薬物の入ったアルコールを飲まさせて意識を喪失、三百万円近い現金や貴重品を奪われたケースがある。

(T)

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