2008年10月16日

影落とす粉ミルク汚染

フィリピンから

 日本で粉ミルクといえば乳幼児の飲み物というイメージだが、フィリピンでは小学校高学年の子供でも粉ミルクを飲んでいる。フィリピン人の食事は日本人から見ると結構偏っているから、おそらく栄養補助の意味があるのだと思う。

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 出生率も高く子供がとても多い国だから、スーパーの粉ミルクの売り場は日本では考えられないくらい大きなスペースで豊富な品ぞろえだ。

 こちらでもフレッシュミルクと呼ばれる普通の牛乳も売っているが、値段も高めで冷蔵庫を持たない貧しい庶民にとっては保存も難しく、あまり好まれないようだ。フィリピン人にとって最も身近な乳製品は何といっても粉ミルクだ。

 それだけに、中国の粉ミルク汚染はフィリピン国内でも深刻な問題として受け止められている。スーパーの粉ミルク売り場では、いつになく真剣に商品を選ぶ消費者の姿を何度も見かけた。

 厚生省が国内で売られている乳製品の安全確認を急いでいるが、一番の問題は密輸だ。これまで国内でメラミンが検出された中国製乳製品は、どれも密輸品だった可能性が高い。

 四方を海に囲まれた島国で、さらに賄賂が横行するお国柄だけに水際での阻止は極めて難しい。自動車の密輸が横行するくらいだから、粉ミルクなど簡単に偽装できそうだ。現状では消費者が商品を見極めて自衛するしかないのが現状だ。

(F)

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