2008年10月23日

交通事故示談金8千円

ベトナムから

 ベトナムのハノイから国際バスに乗り、中国の南寧を目指した。乗客はほとんど中国人だ。そのほかは中国に留学するベトナム人留学生が二人ほど乗っていただけだ。
 南寧には友誼関経由で入る。その友誼関手前でバスは、バイクをはねた。金属音ではない鈍い音がした。

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 バイクの運転手は、無事だったが、後部座席に乗っていた女性がうずくまったまま動かない。バスは路肩に駐車し、運転手が飛んでいった。いろいろもめている様子が、窓越しながら分かる。ただ、日本なら直ちに救急車を呼ぶところだが、来たのは代替バスだった。事故から五十分ほどして車掌から代替バスに乗り移るよう指示が出る。その半分が乗り終わったころ、また車掌から元のバスに乗り移るよう指示が出た。

 やっと被害者から示談金の合意がとれたのだ。車掌が手にしていた札束は、百二十万ド  ン(約八千円)だった。事故後、運転手が救急車ではなく代替バスを呼んだのも、どうやら交渉を早く済ませるためのテクニックの一つらしい。

 そのバスの乗客が代替バスに乗り移るのを見て、被害者は適当な示談金で合意したらしい。幸い女性が骨折などの重傷を負っている様子がないことも影響していよう。車掌は紙一枚とボールペンを被害者に差し出して、領収書と示談の念書を取っていた。百二十万ド  ンというとブルーワーカーの約三週間分の賃金に当たる。

(T)

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