2008年10月28日

街角に迫る不況風

英国から

 先週木曜日の夕方遅く、わが家近くの商店街を通っていると、総合日用雑貨の大手全国チェーン店「ウールワース」の店頭ウインドーに「明日から、70%までの閉店セールをします」との広告が目に入った。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ

 同チェーン店は、各種の日用雑貨品、事務用品、家庭電化製品、子供用品、音楽CDなどの娯楽関連商品など、生活必需品を安く販売しており、一般庶民に人気がある。

 この際だから電子レンジを安く買っておこうと翌朝、開店時間の十時すぎに同店へ直行した。ところが、店の前の通りにはすでに長蛇の列。その長さは七十メートルくらいだ。仕方なく列に並んだ。平日午前中ということで、幼児を連れた若い主婦や老人たちなどが多かったが、英国人たちは列には慣れっこであり、不満顔もなく整然としている。小さな店であるため、入場制限があって入るまでに二時間近くも待った。いざ入店してみると、日ごろ置いてあった電子レンジはすでになく、当てが外れた。他の客たちは、早めに子供や孫たちへのクリスマス・プレゼントを安く買えて、ホクホク顔だ。

 英国は金融危機に由来した不況風をまともに受けている。第三・四半期(七−九月)の国内総生産(GDP)は前期比0・5%減で十六年ぶりにマイナス成長になった。企業は生産縮小、倒産に追い込まれ、解雇者が続出。小売店も閉鎖するところが出ている。

 住宅ローンが払い切れず、家を差し押さえられた人々も多くいる。アングロサクソン型資本主義の本場であるだけに、不況風は強烈だ。

(G)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/sekai_no_1/51171058
この記事へのコメント
行列するのは日本人だけじゃなかったんだな。
Posted by もにお at 2008年10月28日 12:40
資本主義って、時に、無情ですね。
Posted by 元塾講師中里 at 2008年10月29日 05:57