2008年11月14日

“将軍さま”のパルチャ

韓国から

 韓国人は自分の運の悪さを「俺のパルチャ(八字)さ」と表現することがよくある。パルチャとは、四柱推命に深いかかわりを持つ「四柱八字」に由来するもので、「定め」とか「運命」とかの意味になる。

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 韓国に来たてのころ、古い朝鮮家屋に「哲学館」という看板が掲げられているのを見るにつけ、「何をする所かなあ」と思ったものだが、後に占いを見てもらう所ということが分かった。近年は、学生街や若者が集まる場所にモダンな雰囲気の「占いカフェ」も目立つようになった。しかも、これが結構当たるらしい。

 そんな占い好きの韓国で最近、有力占師十二人が健康悪化説に揺れる北朝鮮の金正日総書記の寿命を大予測した。仕掛けたのは大手メディアだが、占った結果が大変なことになっている。「長くても二〇一二年までの命」であることで、皆、一致したからだ。

 「一家全員が一遍に……」「先祖が徳を積んでいれば少し伸ばせる……」など、その内容もリアルだ。北朝鮮当局も毎日、海外ニュースを細かくチェックしているはずだから、当然、知ってはいるのだろう。だが、いくら占いであっても、とてもご本人の耳に入れられるような話ではない。

 実は一二年という年は、北朝鮮がかねて特別視してきた年だ。建国の父・金日成主席の生誕百周年であり、金総書記が満七十歳となる。節目を大事にするお国柄らしく、年初の共同社説はこの年に「強盛大国の大きな扉を開く」と意気込んでいた。
 「吉年」が「凶年」に転じるか、それとも何事も起こらぬかは、神のみぞ知る(?)。

(U)

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