2008年11月20日

ゴキブリ侵入事件

タイから

 「バンコク週報」電子版はこのほど、長距離バスの乗客が耳にゴキブリの侵入を受けたことを記事にした。被害者男性によると、コンケン発チェンマイ行き長距離バスに乗車したところ、寝ている間に耳の中に小さなゴキブリが入り込み、取り出そうとして使った綿棒の使い勝手が悪く耳の中が出血したというたわいのないものだ。

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 こうした記事が堂々と掲載されるところが、ミニコミ紙の面白さでもあるが、その反応がさらに興味を引いた。

 ホームページに記載されたコメントには、「ゴキブリぐらいで騒ぐな」と、南京虫やダニ、果てはマラリア禍をもたらすハマダラ蚊にコブラなど、へっちゃらと思われる御仁の「一喝」が効いている。またほかの昆虫禍についての言及もある。「夜、寝転んでいたら、頭上を旋回していた小さなてんとう虫みたいなのが耳穴に落ちた」。まさに「ホールインワン」だが、懐中電灯を当てても出てこなくて痛くてたまらなかったコメント氏は、動き回る虫の息を止めるため、殺虫剤を投入。しかし、「これが裏目に出て、余計深部に侵入して結局、病院三軒をはしごした」というものもあった。

 ハト派のオピニオンを、タカ派がバラバラに食い散らすコメント技も面白いが、こうした一つの素材にあちこちからスパイスや新たな素材が放り込まれ、酸味と甘味、辛味が混在するトム・ヤン・クンのような作品を記者と読者とが作り上げるのも捨てたものではない。

(T)

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