2008年12月02日

「死後の世界」信じぬ人々

オーストリアから

 オランダでは「死後の世界」を信じる国民が減少してきているという。カトリック系テレビが実施した世論調査によると、「死後の世界」を信じる国民は36%にすぎなかった。二年前の調査では40%、一九九六年では46%だったというから、「死後の世界」への関心が急速に失われてきたわけだ。

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 欧州のカトリック教国では、十一月一日は「万聖節」であり、聖人たちの霊を祭る日だった。そして翌日の二日は「万霊節」(「死者の日」ともいう)と呼ばれ、亡くなった死者の霊を祭る祝日だ(聖人が最初に祝われ、次に信者が祝われる、というところはカトリック教会らしい)。

 同日は墓参りに出掛ける家族の姿が見られる。お墓の前に花を供え、祈る老人の姿は毎年見られる風景だ。

 万聖節の前夜祭がハロウィーンだ。ハロウィーンに興じる人が年々増加する一方、死者の墓に参る国民が年々減っている、というわけだ。

 ローマ法王べネディクト十六世は先月一日、サンピエトロ広場の礼拝で昨年亡くなった聖職者のために祈祷をささげるように要望した上で、「死後の世界は死んだ後に始まるのではなく、生きている時に既に始まっている」と述べた。われわれは通常、「死後の世界」と現世の間に乗り越えることのできない大きな溝を感じる。「死後の世界」への無関心はその結果だろう。しかし、両世界が相互密接な関係にあることが分かれば、「生き方」「死に方」にも変化が出てくるはずだ。

(O)

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sekai_no_1 at 08:16│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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