2008年12月04日

五輪選手養成所は塀の中

タイから

 バンコクのトンブリ刑務所で、ロンドン五輪選手養成プロジェクトがスタートした。受刑者には道徳的には問題が多くても、並外れた身体能力を持っている人物が多く、その潜在力を引き出そうというのだ。

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 この塀の中での五輪特訓チームに選出されたのは、百二十人の受刑者たちだ。プロのコーチが付き添い、本格的なトレーニングを積み重ねて、四年後に行われるロンドン五輪出場を目指す。予選を勝ち抜いた受刑者には、海外遠征など五輪選手候補としてスペシャルコースで特訓させるなど、報奨金付き減刑などの特典が付与される見込みだ。

 タイでは、元麻薬受刑者のアムナート選手が、北京五輪にボクシング選手として参加した経緯がある。アムナート選手は、ライトフライ級に出場して、メダルを取ることはかなわなかったが準々決勝まで進んだ。

 さらに、ハリウッドの映画化が決まった元囚人女性ボクサーもいる。服役者だったサムソン選手は昨年四月、バンコク郊外の刑務所で行われた“獄中タイトルマッチ”で日本の宮尾綾香選手に判定勝ちで勝利。タイ人女性初のボクシング世界チャンピオンになり、ハリウッドの映画プロデューサーの目に留まったのだ。

 「高い塀」に囲まれて過ごす受刑者のハングリー精神は、通常に人々より高い。第二のサムソン選手が出てくる可能性は、意外と大きいのかもしれない。

(T)

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sekai_no_1 at 08:24│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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