2008年12月05日

キムジャン最前線

韓国から

 先日、休みを利用して知り合いが住む韓国中部、忠清南道の農家に行き、キムジャン(キムチ漬け)を体験した。韓国では十一月から十二月にかけてキムジャンが盛ん。核家族化が進んで比較的若い世代が多いソウルでは、あまり見掛けなくなったが、年配者が残る田舎では、今でも大きな年中行事になっている。

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 きれいに水洗いされた後、塩漬けされた白菜がざっと百五十株。大根の千切りやネギ、高菜、エビの塩辛、唐辛子粉、ショウガ、下ろしニンニクなどを大きなたらいで混ぜ、これを白菜の葉っぱ一枚一枚に塗っていく。朝早くから近所のおばあちゃんたちが総出で手伝いに来るのだが、手も休めないが口も休まない。皆、声が大きく、元気だ。

 最近は日本人も随分キムチを食べるようになった。それも「日本人向け」甘辛キムチではなく、辛さが舌に染み込んでいく本場物が人気だ。かく言う記者も大のキムチ好きで、困った(?)ことにまだ小学生の息子もその“隊列”に加わる。そこで晩飯を何にするか悩んだ時は、わが家の場合、たいていはキムチチゲ(鍋)で丸く収まる。

 キムジャンが終わると昼飯時になった。手伝ったおばあちゃんたちはもちろん、その家族や知り合いまで集まって来た。知人によると、昔は村中の人が来て宴会のように盛り上がったという。その家にテレビがあれば、プロレス中継などを見て大騒ぎしたそうだ。

 ソウルに戻り、食卓に置かれたキムチを目の前にすると、豊富な薬味の隠し味とおばあちゃんたちのエネルギーが伝わってくるようだ。時々、自分が韓国人のバイタリティーに少しずつ近づいているような気がするのは、このキムチのおかげかも……。

(U)

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sekai_no_1 at 09:20│Comments(1)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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この記事へのコメント

1. Posted by キム   2008年12月05日 09:43
1 国内で食べるのはおいしいのでしょうね

日本へ輸出する分には唾と寄生虫と人糞入りですもんね

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