2008年12月16日

外資系企業

フランスから

 友人のルイスは現在四十五歳だが、大学卒業以来、フランスの企業に勤めたことがない。最初の会社はオランダ系で十五年勤めた。リストラに遭い、次に勤めた会社は、モップで世界的シェアを持つデンマークの会社のフランス支社だった。

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 その次はイスラエル系の会社、そして今は、英国に本社のある会社に勤めている。大学は工学系だったが、エリートを輩出する名門だった。

 彼の友人のアンドレは、フランスの大学を卒業後、アメリカの大学で修士号を取得し、アメリカの飲料メーカーのフランス支社に勤めた。彼は妻とそこで知り合い、その妻は、今でも同じ会社に勤めている。アンドレ自身は、リストラで追い出され、今はアメリカ系の流通関係の会社のフランス支社で仕事をしている。

 彼らは皆、フランスの企業に勤務したことがなく、求職活動する時も、なぜか外資系企業ばかりを探している。共通していることは、英語ができること、高学歴であること、高給を取っていることだ。

 フランスでは、外資系だからといって給料がいいとか、労働時間が短いということはない。雇用法でサラリーマンは守られているので、サービス残業もないし、名目だけの有給もない。その意味では、外資系の方が、労働条件がいいとは言えない。

 フランスでは、海外に職を求めて出ていく若者は少なくない。以前は十年くらいで戻ってきていたが、帰国しないケースも増えているそうだ。この十年は英国やベルギーなどの周辺国で起業し、成功している若者も多く、頭脳流出が問題になっている。

(A)

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sekai_no_1 at 08:25│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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