2008年12月17日

省エネ生活は無理?

米国から

 十二月に入ってからワシントンエリアも急激に冷え込むようになった。人一倍寒がりな記者にとって、つらい季節である。それでも米国の家屋はセントラル・ヒーティング・システムが基本なので、日本とは比べものにならないほど快適に過ごすことができる。

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 セントラル・ヒーティング・システムによって、すべての空間に暖房が行き渡るため、日本の家屋のように風呂やトイレに行く際、凍えるような思いをしなくて済む。これは実にありがたい。屋内に寒暖差がないことは、体にもいいのではないかと思う。

 ただ、このシステムの最大の欠点は、エネルギーを浪費することだ。日中、主婦が家に一人でいる場合でも、寝室から夫の書斎、子供部屋、客室まで、人がいない空間も常に暖め続ける。これはどう考えても効率が悪過ぎる。

 しかも、マンションなどの集合住宅では、暖房費が家賃に含まれているケースが多いため、「省エネ」のインセンティブがまったく生まれない。多くの世帯が二十四時間、暖房を付けっ放しである。

 地球温暖化や国際的なエネルギー需給の逼迫を考えれば、米国人も省エネ意識を高めなければならないのは明らかだ。だが、外出中に暖房を付けておくことは無駄だと分かっていても、帰宅したときに部屋が暖かいのは実に快適。こうした快適な居住環境が当たり前になってしまうと、いくら浪費と言われても、ライフスタイルを改めるのはなかなか難しいように思う。

(J)

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この記事へのコメント

1. Posted by karu   2008年12月24日 18:28
日本企業がエコハウスを売り出すチャンスでは

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