2008年12月23日

日曜営業で何が変わるか

フランスから

 フランスで、これまで禁止されてきた店舗の日曜営業を解禁する動きが強まっている。

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 ヨーロッパではすでに多くの国が日曜営業解禁に動いており、人々の生活を大きく変えようとしている。

 カトリックの国フランスではもともと、聖書にのっとり、日曜は働かず、教会の礼拝に行く習慣が、長い年月、伝統的に続いてきた。その習慣が日曜休業法につながり、親族や友人が共に過ごせる日を提供してきた。

 市民にとっての日曜営業のメリットは、例えば、大型スーパーが日曜営業できないことで土曜日に買い物客が集中していることでの混雑が緩和される。

 休日、町に出ても軒並み店が閉まっていると、買い物もできず、食事もできないという事態もなくなる。観光客にも便利だ。

 日曜出勤者には通常の倍の日給を支払うことが義務付けられている。だが、倍の日給をもらっても働きたい人は少ないという現実がある。日本人と違って、個人を重視し、お金よりも家族、友人と過ごすことを人生の中心に置くフランス人には、日曜営業は単に企業の金もうけ優先にすぎないと映ってしまう。

 果たして、日曜営業はフランス国民に幸福をもたらすのか、誰かが日曜日に出勤すれば、家族や友人が集まることも困難になるわけだが、ライフスタイルは多様化しているとの意見が優勢だ。教会からも、ますます人が遠のくことになる。

(A)

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sekai_no_1 at 08:16│Comments(1)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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この記事へのコメント

1. Posted by karu   2008年12月24日 18:25
境界がまだ生き延びていることが驚異かも

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