2008年12月25日

「治安向上」NYの実態

米国にて

 このところ十数年、すっかり治安が良くなったとの評判が高いニューヨーク・マンハッタン。

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 夜更けでも人通りがある所なら、強盗などの犯罪に巻き込まれる確率は低いし、地下鉄でも駅構内に監視カメラもある。夜更けに外出しても、昔のようにびくびくせずにすむようになったのは確かにありがたい。

 とは言うものの、米国全体の犯罪発生率は日本の約十倍。マンハッタンでも、時として「警官が撃たれた」「警官が撃った」「ギャング同士のけんかがあった」などのニュースが飛び込んでくる。最近でも、郊外で東洋人の女性を狙ったレイプ事件が立て続けに起こっているとの報道がなされ、心は安まらない。「犯罪が減った」のは統計上のことで、そういう感覚はあくまでも相対的なものにしかすぎない。

 さらに、ニューヨーク郊外の衛星都市群を含むニューヨーク大都市圏となると、事情が変わってくる。これらの都市でも年々、凶悪犯罪は減ってはいるものの、防犯体制はマンハッタンほど強固なものではない。

 特に、人口の多い地域になるとどうしても取りこぼしがある。違法ドラッグの売買やストリートギャングの横行など、各都市に巣くった病巣は根深い。

 私の住む街も、マンハッタンから三十分ほど車で西に行った所にあるのだが、ここも強盗・窃盗事件が絶えない。周りの街に比べると治安はいいのだが、それでも三週間ほど前に、歩いて一分ほどの教会で銃撃事件が起こった。

 こういう出来事に出合うたびに、ニューヨーク界隈で生活するというのは、ある程度の覚悟をしておいた方がいいのかもしれないと思う。

(N・ニューヨーク在住)

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