2009年01月08日

銃弾が空から降ってくる

タイから

 今週初め、タイ枢密院議員であるアムポン氏の自宅の屋根を銃弾が貫通していた事が明らかになった。銃弾が屋根を突き破って、一階の応接用のテーブルに落下していたのだ。

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 内務省に勤務するアムポン氏の孫が国家警察本部のヂョンラック副本部長に新年の挨拶を電話でした際、余談としてこの話をしたことで、同本部長が捜査班を組織し捜査に乗り出すことになった。タイでは政敵を牽制するために、殺傷能力の低い爆弾を投げ込んだり、銃弾を撃ち込んだりする。テロの懸念があれば、早期に対応する必要もあった。

 だが捜査の結果は、一月一日に近所で新年を祝う爆竹が鳴らされていた最中、誰かが空に向けて発砲した銃弾が、放物線を描いてアムポン氏の自宅の屋根を貫通させたとされる。銃弾の落下点と屋根の穴を結んだ延長線上に存在する高層建築はなく、物理的にアムポン氏の自宅を狙い定めて銃弾を発射させることは不可能だったからだ。

 バンコクに存在する銃器は、三百万丁とされる。徴兵制のあるタイでは、多くの人が銃器の扱いには慣れてもいる。高校生の抗争事件でも、銃が使われるぐらいだ。このニュースは、改めて銃社会の実態を浮き彫りにした。タイで新年を迎えるには、ヘルメットが必要かもしれない。

(T)

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sekai_no_1 at 08:49│Comments(1)TrackBack(0)アジア 

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この記事へのコメント

1. Posted by もにお   2009年01月08日 12:39
これが微笑みの国か・・・

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