2009年01月10日

不思議な歌の旋律

エジプトから

 エジプトのキリスト教(コプト教)のクリスマスは一月七日なので、ついうっかりこの日が祝祭日であることを忘れてしまう。エジプト人の友人から「おめでとう」と言われて初めて気付くことが多い。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 エジプト政府は、国民の一割弱という少数派のキリスト教徒に対する配慮から、クリスマスを国民の祝日とした。そのため、七日は官公庁や銀行、学校などは休みとなる。

 伝承では、コプト教は紀元四二年ごろにマルコが地中海沿岸の都市アレクサンドリアに建てた教会から始まったとされ、四五一年のカルケドン公会議で異端とされた。「マタイの福音書」に、イエスと母マリア、義父ヨセフがエジプトに逃避した様子が描かれていることから、マリアを神の母として崇敬する傾向が強いとされる。

 六日夜のクリスマス礼拝に参加してみて、二千年の伝統を継承し続けてきたその情熱や、参加者の信仰熱心な姿に感服した。

 四時間以上にわたった礼拝は、そのほとんどが、歌のやりとりであることから、神父や聖歌隊はその全部をほぼ暗記しているのだが、筆者にはとても暗記できそうにない旋律である。信者も時々共に歌っている。

 近代の讃美歌や聖歌に慣れた筆者にとっては、この歌は決して快いものではないが、二千年前の音楽というのはこんなものだったのかと推測するには有益だった。

 そういえばイスラム教のアザーンやコーラン吟唱の音程・旋律も、五線紙では書き表せない中間音が多く、決して聞いていて気持ちの良いものではない。昔の音楽とはこんなものだったのだろう、と推測するのみである。

(S)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ