2009年01月15日

不況でも相変わらずの爆竹被害

フィリピンから

 フィリピンで新年の風物詩となっている爆竹。前代未聞の不況のあおりで花火の売り上げが激減したと報道され、大晦日は雨模様だったこともあり、爆竹による負傷者も減るとの予測もあった。

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 しかしふたを開けてみれば、年末年始に花火で負傷した人の数は七百人以上に達した。去年よりも減ったが例年並みだ。私の知り合いのフィリピン人の母親も、ロケット花火の爆発音に驚いて心臓発作を起こし、新年早々病院に入院することになった。

 実際に見ると分かるが、こちらの爆竹やロケット花火は火薬の量が日本のものとは段違い。私も子供のころに、手に持った爆竹が破裂して爪を割ったりしたが、こちらの爆竹で同じ失敗をすれば指を失いかねない。今年のテレビのニュースでも、爆竹で手の指を吹き飛ばされたけが人たちが病院のエマージェンシールームに続々と運ばれる様子が紹介されていた。

 今年は天気が悪かったこともあり、ショッピングモールのカウントダウンイベントで年を越した。その帰り道は大量に消費された花火の煙で街全体が濃い霧に包まれたような状態。視界が悪く道を行く車はみなノロノロ運転を強いられるありさまだ。

 毎年のように自治体などが危険な爆竹をやめて笛を吹いたり、あるいは鍋やフライパンを叩いて新年の訪れを祝おうと呼び掛けているが、あいにくの雨模様も世界的な不況も、フィリピン人の「爆竹フィーバー」を鎮めることはできなかったようだ。

(F)

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sekai_no_1 at 08:48│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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