2009年01月22日

硬貨不足で飴屋が儲かる

タイから

 タイで一バーツ(約二・六円)硬貨が不足し、小売店などが釣り銭に困っている。わが国でも消費税導入時には、こうした硬貨不足騒動があったが、タイの場合は、しばらく続いた資源高の影響を受け、硬貨製造の原料調達がままならなかったらしい。

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 現在国内で流通している硬貨は百七十四億バーツで、その内十バーツ硬貨が百億バーツを占めている。ある小売店では「来月までに一バーツ硬貨が増産されなければ、混乱は避けがたい」と指摘している。

 店によってはできる限り釣り銭を出さないように値段を変えるところも出てきた。一ケタの値段を四捨五入して十バーツ単位にするのだが、三捨四入といった便乗値上げに踏み切るところもある。

 また、テスコ・ロータスやカルフールなどの大手小売店では、レジの横に飴玉を用意して一つ一バーツの計算で顧客に渡しているところも出てきた。硬貨の代わりに飴玉をというわけだが、さすがに「ほほ笑みの国」だけあって誰も文句を言う人はいない。相手が困っていれば、多少のことは目をつむる度量があるのだ。

 「風が吹くと桶屋が儲かる」図式でいうと、タイでは「資源高で飴屋が儲かる」ことになる。

 わが国では「一円を笑うものは一円に泣く」だが、タイでは「一バーツがなくても、一バーツを笑い飛ばす」が正しい。ともあれ財務省は現在、早急な増産を行うために原料の手当てを始めるとしている。

(T)

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sekai_no_1 at 09:13│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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