2009年01月28日

名曲は国境を超える?

米国から

 新年ともなると新年会があちこちで開かれる。ロサンゼルスの新年会は、多民族都市を反映して、カラオケパーティーでも国際色豊かなものとなる。日本の演歌あり、韓国の演歌(トロット)あり、米国のロック、ポップミュージックありといった具合で、日本国内のカラオケパーティーとは様相が異なる。

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 五十代の韓国人が歌ったのが日本でもヒットした趙容弼の「釜山港へ帰れ」。韓国人は一般的に声量があって良い声の持ち主が多いが、このご仁も例外ではなかった。ご本人は韓国語で歌いながら、日本でもヒットした演歌であることを知っているのか、日本人参加者にも日本語で一緒に歌うように促した。

 スクリーンには韓国語の歌詞と日本語の歌詞が出てきた。日本人にはこの歌は女性が離れ離れになっている男性(恋人もしくは夫)の帰りを待ちわびる恋歌として知られている。

 ところが韓国語のオリジナルの歌詞は兄弟の別離を歌ったもの。戦時中に日本軍に強制連行された兄弟の帰りを願うという民族の歴史を反映したものである。カラオケでは一緒に歌いながら、日本語と韓国語では全く違う情感を込めて歌っていたことになる。

 日本の歌謡曲で世界中にヒットした名曲として知られているのは坂本九が歌った「上を向いて歩こう」。ところがこの名曲も欧米のタイトルでは「スキヤキ」や「芸者ベービー」になっている。「名曲は国境を超える」といわれるが、歌詞については民族的壁があるようだ。

(M)

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この記事へのコメント

1. Posted by またか   2009年01月28日 11:01
5 強制連行ね

よくいうよ

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