2009年02月03日

日本の若者文化が浸透

フランスから

 パリ中心部五区にあるマンガカフェは、若者の人気の場所になっている。

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 日本のマンガ喫茶のような個室ではなく、ゆったりとしたソファーに他人同士が座ってマンガを読んでいる。極めてオープンな雰囲気だ。

 今やフランスは日本に次ぐマンガ消費国といわれ、大手書店のフナックのマンガコーナーには翻訳マンガ本が大きな場所をとっている。かつてはアメリカで成功した日本のマンガを英語からフランス語に翻訳していた時代もあったが、今ではリアルタイムで日本語から直接翻訳され、書店に並ぶため、最新の物が並んでいる。

 大学にはマンガ研究会が乱立するだけでなく、マンガを授業として教える大学も出ているし、バンド・デシネといわれるフランスの伝統マンガのマンガ家養成学校でも、日本のマンガを取り入れているほどだ。

 フランスのマンガブームは、そのバンド・デシネの伝統の上に成り立っている。「タンタン」や「アステリックス」という世界的ヒットを生んだバンド・デシネは、子供から大人まで親しまれてきた。

 ルーブル美術館では現在、バンド・デシネの展覧会も行われている。日本からは西洋絵画から強い影響を受けたというマンガ家、荒木飛呂彦氏が参加している。

 ただ、バンド・デシネのファンの中には、「日本のマンガ家には絵柄にオリジナリティーがない」とか、「最近は魅力的作品が少ない」とか手厳しい意見も聞かれる。

(A)

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sekai_no_1 at 08:26│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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