2009年02月13日

「日本のドラマ」が旋風

韓国にて

 一月五日から、韓国KBSで日本のコミックが原作であるドラマが放送され、韓国の女性たちの間で旋風を巻き起こしています。題名は「花より男子」で、日本でも大ヒットし、ご存じの方も多いと思います。ネットで検索すると、台湾でも大ヒットしたそうですね。

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 このドラマ、視聴率が初回から14・3%と好スタートを切り、一月十二日放送の第三話で視聴率20%を突破、同局の月・火夜十時台の連続ドラマ枠で三年ぶりに20%の壁を破りました。さらに、二月五日放送の十話目でついに30%を突破、その人気はとどまるところを知りません。一方ではドラマの内容に日本的な描写が目に付き、視聴者からの抗議も多いと聞きます。

 家内もこのドラマにはまってしまい、毎回食い入るようにドラマを見ています。最近は、日本のドラマと比較して見てみたいと言い出す始末で、日本のドラマを知人から入手して見せたところ、いろいろと感想を聞かせてくれました。

 まず、韓国ドラマの俳優の年齢が高く実際は二十代で、高校生の役に無理があることや、韓国のドラマも面白いけれど、日本のドラマを見てしまうと、演技や演出の面で見劣りしてしまうことなど、日本のドラマの方に軍配が上がりました。

 韓国では、日本のコンテンツをリメークした作品がブームになりつつあって、「白い巨塔」「窈窕淑女(やまとなでしこ)」などが思いつきます。

 この背景には、韓国のドラマがマンネリ化し、人気が落ち込み新鮮なものが望まれていることと、韓国に日本の文化が違和感なしに受け入れられるようになったことが大きいと思われます。このような文化の交流を通して、日韓のわだかまりが崩れていけばと、願う次第です。

(きょん・京畿道加平郡在住)

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sekai_no_1 at 13:46│Comments(2)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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この記事へのコメント

1. Posted by karu   2009年02月13日 22:12
15年以上前は、想像できなかった現象ですね。
2. Posted by みい   2009年02月17日 19:58
技術的なこととか、凝った複雑なストーリー、演技など、そういう面では確かに日本のドラマの方がすぐれていると思うのですが、私はなぜか韓国のドラマの方をよく見てしまいます。韓国のドラマはパターンが決まっていて、ああまたかとは思うのですが、虚栄心とか体裁をとっぱらって人が一番興味のあるむき出しの部分をよく描いているような気がするのです。初めて韓国の映画やドラマを見た時には、遠いと思っていた隣の国で、同じように日々泣いたり笑ったり恋をしたりする普通の人たちがいるということが、当たり前のことなのになぜか新鮮で、それから韓国が好きになりました。韓国の人たちも日本のドラマを見て、日本を好きになってくれたらうれしいと思います。

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