2009年02月19日

手厚い児童手当に感謝

ドイツにて

 少子化に悩む国々では、いろいろと知恵を絞り対策を立てているが、児童手当もその一つだ。日本では小学校六年生までの子供が対象のようだが、ドイツでは十八歳まで支給される。大学へ進んだり、職業訓練に行って収入がある基準以下の場合は、二十五歳まで延長される。

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 支給額が今年から少し上がって、二人目までは一人につき月額百六十四ユーロ(約二万円)となり、三人目以降はさらに多い。今、日本で議論されている定額給付金に似ているが、子供一人当たり最大百ユーロの一時金を支給することも決まった。

 これだけ聞けば、ドイツはとても恵まれているように思うが、そうとばかりは言えない。所得税は高いし、食料品や書籍などを除いて消費税率は19%なので、決して負担も少なくない。

 ドイツでは、日本に比べて大学へ進む人は少なく、働き始めると、もう児童手当の支給を受けられない。十八歳の誕生日が近づくと、確認のための書類が届き、今何をしているか、収入がある場合はいくらか、学校に通っているか、などの質問に答えなければならない。

 うちの息子は去年十八歳になり、その書類を受け取った。まだ日本の高校に相当するギムナジウムを卒業しておらず、学校から在学証明を発行してもらって送ったので、続けて支給を受けられる。

 娘は二年前にギムナジウムを卒業したが、ボランティアで青年のコミュニティー活動に参加している。大学へ行く意向があり、まだ収入がないので、児童手当をもらえるのだが、働いていないことを証明するのは簡単ではない。参加団体から確認の手紙をもらい、なんとかそれが受け入れられた。

 十八歳を超えて「児童」という名称はふさわしくないように思うが、この制度に感謝している。

(カズ・独ノイス在住)

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sekai_no_1 at 13:11│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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