2009年02月25日

占いと米大統領

米国から

 ヒラリー・クリントン米国務長官が東アジア諸国を歴訪した際に、「誰もが茶柱を見て何が起きるのか占おうとしている」と北朝鮮の情勢が不透明なことに関して随行記者団に漏らしている。発言のニュアンスからすると、同長官は占いの信奉者のように聞こえる。

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 クリントン元大統領は一九九四年の中間選挙大敗後、ヒラリー夫人と霊媒師・占い師に相談し、その進言に従って九六年の大統領再選で勝利を収めたといわれている。
 米国ではホロスコープでその年の運勢や予言を行う人々が多い。芸能人や政治家はそれぞれお気に入りの占い師を抱えており、米大統領もその例外ではない。

 レーガン大統領時代に、ナンシー夫人が大統領の日程を組む際にお抱えの星占い師に相談していたという話は有名だ。

 さて、米国史上初の黒人大統領となったオバマ氏だが、今後の見通しは極めて暗い。大規模な財政出動で雇用創出、景気浮揚を目指す算段であるものの、季刊誌「トレンド・ジャーナル」は「史上最悪の恐慌」を予想した上で、不満を募らせた米国民による「革命」が起きるとしている。

 二〇一〇年の中間選挙での大敗後、「占い師」に相談せざるを得なくなるという状況が現実味を帯びてくる。もっともオバマ氏は熱心な聖書読書家であるから、ホワイトハウス認定の牧師に相談することになるだろうが、その牧師が黙示録で述べられている内容をどう解釈して未来を占うかで、今後の米国の運命も大きく影響されることになりそうだ。

(M)

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