2009年03月14日

あのころと比べれば

ロシアから

 世界的経済危機の影響が、ロシアにも押し寄せてきている。知人の中にも、「会社が倒産した」、「リストラされた」、「減給された」という人がたくさん出てきている。しかし、「危機慣れ」したロシア人は、リストラされても日本人のように落ち込んだりしない。

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 日系企業を最近やめたナターシャさん(29)は「ソ連崩壊後の危機に比べたら、今は全然マシよ」と笑う。

 「当時は、野菜といったらジャガイモ、ニンジン、玉ネギしか食べられなかったのよ。チーズは超高級品で、めったに食べられなかった。トイレットペーパーを買いだめし忘れた人は、代わりに新聞紙を使わなきゃいけなかった。あのころと比べれば、今は天国だわ」

 キリル君(25)の勤務する建設会社では、従業員の30%が解雇された。「自分は何とか『リストラ第一波』を乗り切ることができてホッとしている」と言う。キリル君は、年末に奥さんとフィンランド旅行を楽しんだ。今はまた、休暇を取ってドイツ旅行をしている。

 出発前に「そんなことをしていると『リストラ第二波』に呑み込まれるのでは?」と質問すると、「その時はその時だよ」と笑った。
 レーナさん(38)は、デパート・スーパーM社の副社長だが、同社は倒産手続きに入った。高い地位にいた彼女は間もなく失業するのだが、落ち込んでいる様子はない。「今まで柄にもなく働き過ぎたわ。そろそろ二番目の子供が欲しかったから、ちょうど良かったのよ」と笑う。

 日本も大変な時代に突入しているが、ロシア人のこの「打たれ強さ」に学ぶべきかもしれない。

(Y)

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