2009年03月21日

出始めるウォン安の影響

韓国にて

 ウォン安が続いている韓国では、いろいろなところでじわじわとその影響が出てきている。

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 知人で旅行会社を経営している人がいるが、「昨年十月ごろから今年にかけて日本向けの旅行は完全に冷え込んでいる」と言う。彼の会社は日本専門の旅行企画会社で、夏場はゴルフ、そして冬場は特にスキー旅行商品を作って、数千人単位の韓国人を日本に送り出していたが、今年は閑古鳥が鳴いている状態だ。

 その一方で、日本からの旅行は好調だ。最近のウォン安で韓国に旅行へ出かける日本人旅行客が急増しているためだ。ソウルの繁華街の明洞や、デパートなどの免税店には日本人があふれ、仁川空港にも免税品の専用特設受け取りコーナーも設置されるほど、ごった返している。特に海外輸入ブランドや韓国現地のものをウォン建てで買った時には、お買い得感が高い。

 私も最近友人にアップル社のミュージックプレーヤーのiPodtouch32Gのモデルを買ってきてほしいと頼まれた。日本では四万五千円ぐらいだが、韓国では四十九万ウォン、三万二千円程度だった。ちなみにアップル社の製品は多国語表示が可能なため、韓国で買っても表示を日本語に変更するだけで何ら支障がない。一方、こうした状況に歯止めを掛けるためか、突然今月十三日からアップルコリアが全製品30%以上の値上げを実施した。

 このウォン安は、海外に開拓拠点がある韓国企業には拠点の維持が大変なようで、事務所をたたんでいるところも少なくない。また韓国の中小企業進出支援の機関においても進出の見送りが続出している。ちなみに私の勤める会社も東京に拠点があり、「早く日本円を稼いでこい」と本社からの無言のプレッシャーが重くのしかかってきている。

(Netseoul・仁川市在住)

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