2009年04月29日

近代装備のアーミッシュ

米国から

 米国のキリスト教プロテスタントはさまざまな宗派に分かれている。その中で最も元気がいいのが、主流派と少し外れた福音派。保守派カトリックと共に、ブッシュ前政権の宗教票を支えたことで知られるのだが、最近、この宗派も信徒の数が頭打ちになり始めている。

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 しかし、米国で多くのプロテスタントが影響を弱めていく中、時代を超えて成長し続ける宗派がある。アナバプテスト(再洗礼派)の一派であるナノナイトの集団だ。日本でも、その集団の一つ「アーミッシュ」の名がよく知られているが、一家庭で女性が出産する子供の数は五人から六人。独特の教育を受け、青年期に達すると、外に出て行くかどうかを自ら決める。しかし、九割が共同体に残るため、二十年ごとに宗派人口が倍になるというわけだ。

 アーミッシュの共同体は、ペンシルベニア州に散在しているのだが、一カ所に固まって住んでいる人たちばかりではない。一般市民の牧場が隣接する村もあり、傍目から見ると、「共存」しているように見える。この春、記者が訪れた村もそうだったが、案内された家に入ると、びっくりした。台所に冷蔵庫があるのだ。アーミッシュは教義で近代設備を持たないと思い込んでいたのだが、実際は「電気」を使うことができないのだそうだ。

 冷蔵庫やアイロンはガスで動く特別製。また、ジューサーやミキサーは空気圧による仕組みが発達している。やはり、アーミッシュといえども、「変わらないと生きていけない」ということか。

(N)

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