2009年07月13日

新型インフルが塾直撃

タイから

 タイ政府は9日の閣議で、新型インフルエンザ対策として、感染拡大のポイントの一つである補習校や塾に対し、今月中旬から2週間の閉鎖を命じた。

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 世界的な感染当初から、抗体を持っているとされる高齢者の感染者が少ないというのはタイでも同じで、既に死者14人を含む2925人の感染者の多くは若者や年少者が目立つ。年齢別では61歳以上が0・5%とほとんど目立たないのに比べ、6歳から20歳までが76%とほぼこの年齢層が4分の3を占めている。

 こうしたデータから導き出されたのが、今回の塾閉鎖措置につながった。青少年の集まる場所のドアをとりあえず閉じて、感染拡大をブロックしようというのだ。
 なお青少年が集まるもう一つの場所である、ゲームセンターやネット・カフェに対しては、同期間中の営業を自粛するよう要請中だ。

 昔、訪れたバンコク近郊のサラブリにあるケンコイ寺の境内には、「日本人移民の碑」があった。これは明治時代に最初の移民としてタイに渡り、鉄道敷設のためサラブリ県ケンコイで働いていた時に、マラリアなどの伝染病で死亡した日本人18人を祀るため1966年に建てられたものだ。当時から感染症との闘いはすさまじいものがあったと想起される。

(T)

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sekai_no_1 at 11:49│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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