2009年07月27日

蒸し暑い欧州と「落雷」

オーストリアから

 欧州の今年の夏は蒸し暑い。日本からウィーンを訪問した旅行者は「こちらも日本のように蒸し暑いのね」と驚く。1980年代、90年代の欧州の夏は乾燥していて過ごしやすかった。

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 同時に、雷鳴がとどろく日が多くなった。中欧に位置するオーストリアでは毎年、平均28万回の雷が落ちるというが、今年はさらに増えると予測されている。

 オーストリアの火災原因の約15%は落雷によるという。雷の電力は通常の家庭の3万倍以上だ。避雷針がない一軒家に落ちると、火災が発生する。

 オーストリア南部シュタイアーマルク州のレオーベン市の警察官スポーツクラブが先日、野原でサッカーをしていた時だ。突然、黒雲が湧き上がると雷が鳴りだし、落雷が始まったのだ。地元の警察官によると、25人の選手が近くに落ちた雷でショック症状に陥り、病院に運ばれた。幸い、重傷者がいなかったという。

 オーストリアでは1カ月前、落雷で2人の少年が死亡するという災害が生じたばかりだ。郊外の野原やスポーツ場にいる時、雷が鳴り始めたらすぐに大きな建物に避難しなければ危険だ。

 昔、雷が光った場合、数を数え、10以上数えた後に雷が鳴れば、雷は遠いから安心し、10以内の場合、近いから避難しなければならないと教わったものだが、最近の雷は、レオーベン市のように、突然、間近に落雷するといった天候の急変が多い。
 雷神もせっかちになったものだ。

(O)

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sekai_no_1 at 13:13│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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