2009年08月03日

夏休みが怖い?子供たち

韓国から

 韓国の学校も日本と同じように7月20日前後から一斉に夏休み入り。1学期のスタートは日本よりも1カ月早い3月初めだから、普通なら「待ちに待った」という表現がピッタリ当てはまるところだ。

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 だが、悲しいかな韓国の子供たちにとって夏休みは必ずしも歓迎できるものではない。大半の子が学習塾通いや習い事で忙殺されるからだ。

 朝9時には塾へ行くという子も少なくない。小学生の場合、補修を盛り込んだカリキュラムが主流で、これが終わると昼食を挟んで次はテコンドーやピアノなどの習い事。空いた時間には週1回、先生が家庭教師のように訪問して専用教材で教える「学習誌」もこなす。好む好まざるにかかわらず、親の言う通りにやる(やらされる?)子が多い。中高生になると学校の宿題が半端ではなく、塾通いに加え、高額の家庭教師を付ける家もある。

 塾に通わない子も事情は似たり寄ったりだ。小学校6年と4年の子を持つ知人の韓国人女性ペクさんに夏休み中の1日のスケジュール表を見せてもらったら、2人とも自由時間は何とたったの1時間ずつしかなかった。

 こんな調子だから当の子供たちもストレスがたまっている。「サッカーがしたい」「プールで思いっ切り遊びたい」「読書三昧したい」「ゆっくり眠りたい」……。しかし、親も大変だ。給食がないから毎日昼ご飯の仕度をしなければならないし、課外授業料の負担も増える。「学校に行ってくれた方が親としては休める」というのが本音だろう。

 こんなタイトで偏った夏休みを果たして「休み」と呼べるものなのか、と思ってしまう。休みの間は、息抜きのためにPC房と呼ばれるインターネットカフェでゲームに熱中する子が増えるが、彼らの気持ちが分かるような気もする。

(U)

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