2009年08月11日

夏の日の読書

英国から

 夏の休暇期間ともなれば多くの英国人はスペインなどの保養地に出掛けるのが普通だが、今年は不況のせいで休暇旅行を控える家庭も多いようだ。英国人が夏の休暇を自宅で過ごす場合には、庭の手入れ(ガーデニング)や読書などが一般的な気分転換法となる。

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 筆者はフラット(集合住宅)に住んでいるため、共同の庭は管理人が手入れしてくれる。ガーデニングの選択肢はなく、読書することにしている。日本ほど暑くはないといっても、やはり夏の期間だから難しい学術書や研究書よりもリラックスして読めるものが相応しいのだが、今年は英国人が好んで読む犯罪推理小説に挑戦している。

 たまたまタイムズ紙の付録に付いていたのでアガサ・クリスティ女史の「ポケットにライ麦を」(1953年作)を読んでいるのだが、読み進めていくうちに殺人事件の推理と登場人物の心理描写に引き込まれてしまった。同女史の作品はテレビ番組で何度か見たことがある。しかし、原文で読む方が登場人物の微妙な感情表現が活字で確認できるため、ずっと面白いと感じる。英国人がアガサ・クリスティ女史やアーサー・コナン・ドイル(名探偵シャーロック・ホームズのシリーズで有名)の作品を好む理由もよく分かるような気がする。

 夏の気だるい夕べには、テレビを見て漫然と過ごすよりもこうした犯罪推理小説物を読む方がずっと良い気分転換になるし、外国人の筆者には豊富な英語表現を勉強することにもなり一石二鳥だ。

(G)

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