2009年10月26日

北女子サッカー選手追うドキュメントフィルム

オーストリアから

 第47回ウィーン国際映画祭が今月22日から11月4日までの2週間、開催される。ベルリン映画祭やカンヌ映画祭ほどではないが、ここ10年間、音楽の都ウィーンの映画祭に出品する映画の数も増え、国際的映画祭に発展してきた。

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 今年の映画祭にも北朝鮮をテーマとした映画が出品されている。ドキュメント映画部門でタイトル「ハナ・ドゥル・セッ(1、2、3)」(Hana Dul Sed)だ。今月29日に初公開される。

 上演時間98分、オーストリアと北朝鮮の共同作品で制作はブリギッテ・バイヒ女史だ。舞台は北朝鮮。テーマは北朝鮮女子サッカー選手の夢とその後の日々だ。

 主人公は4人の女子サッカー選手。彼らは北朝鮮ナショナルチームに属する。4人は日々平壌で厳しいトレーニングに励む。北朝鮮女子チームは勝利を重ね、世界ベスト10まで飛躍したが、アテネ五輪大会予選で敗北。4人のサッカー人生は終わり、ナショナルチームから解雇された。

 その後、4人はサッカーとはまったく関係のない世界で生活をする。4人は再会する機会がほとんどないが、会えばいつも懐かしいサッカーの練習で明け暮れた日々が思い出される。政治やイデオロギー色の少ないドキュメントフィルムだ。

(O)

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sekai_no_1 at 14:31│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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