2009年11月03日

“インフル怪談”が流行

韓国から

 秋の深まりとともに韓国でも新型インフルエンザが猛威を振るい始めている。まだ夏ごろは外国に比べ死者も少なく、テレビでは「科学的根拠はないが」と前置きした上で「感染しても死者が少ないのはキムチのおかげかも」と報じられ、毎日のように食べている記者も思わず期待してしまったほどだ。だが、その後の死者急増で「キムチ効用説」はどこかに消えてしまった。

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 それにしても、連日、ニュースで大騒ぎしている割には、マスクをする人の姿をあまり見掛けない。死亡率は従来のインフルエンザよりも低いという統計を信じているのか、それとも「自分はかからない」という韓国人特有の強気がなせる業か。知り合いの地元会社員は「先にかかって免疫をつくってしまった方が気が楽」と言い放ち、記者を驚かせた。

 もっとも本当に心配している人もいる。今月中旬に実施される大学修学能力試験(日本のセンター試験に相当)の受験生たちだ。人生を懸けて臨む一大勝負の瞬間に新型インフルにかかり、実力を出し切れないまま終わるということだけは避けたいところだ。今かかれば500点満点で20〜30点ダウンは覚悟すべし、という話も出回っている。

 小2の次男が通うソウル市内の公立校では、今週からついに休校に入った。「クラスの○○は患者だって」と言っていた矢先のことだ。

 新型インフルとともに流行している根拠のない“インフル怪談”も話題で、インターネットのある掲示板には「米国政府が金もうけのために新型インフルをばらまいた」という書き込みもあったそうな。親北反米の政権や教育の洗礼を受けた世代が、社会で中心的な役割を果たし始めるこの国では「さもありなん」メッセージ(?)。

(U)

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