2009年11月12日

ロシア人と「ハチ公物語」

ロシア

 時間にいいかげんで、約束をしばしばすっぽかすロシア人。それでも、「根はいい人たちなのだろう」と思える要素もある。

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 それは、彼らが「動物を大切にする」こと。ロシア人は、家で食べ残したパンをせっせと集め、池にいるカモや小鳥たちにあげる。また、捨てネコがいれば、アパートの住人みんなで養う。

 そんなロシアで10月末、リチャード・ギア主演「HACHI約束の犬」が公開された。この映画は、飼い主が亡くなった後も渋谷駅で毎日主人の帰りを待ち続けた、日本の「忠犬ハチ公」がモデルになっている。

 犬好きのロシア人たちは、大挙して映画館に足を運ぶことになった。

 筆者が見に行った日は、平日であるにもかかわらずほぼ満席の盛況ぶり。親子連れが多いが、スーツ姿のサラリーマン、マフィア風の男性、パンク系の若者などもいた。

 物語は、大学教授のパーカーが、駅で子犬のハチを拾うところからはじまる。ハチは朝、教授と共に駅まで行き、夕方になると駅で教授の帰りを待つようになる。二人は仲良く幸せに暮らすが、パーカーはある日、大学で講義中に急死してしまう。ハチは、10年後に自分が死ぬその日まで、駅で帰らぬ主人を待ち続けた。

 映画が終わり照明がつくと、マフィアも、パンクも、お父さんも、お母さんも、子供たちも、皆涙で目が潤んでいる。領土問題では分かり合えなくても、この辺の情緒は、日本もロシアも同じなのだろう。

(Y)

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sekai_no_1 at 10:09│Comments(0)TrackBack(0)ロシア 

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