2009年11月23日

新庁舎は豪華過ぎ?

韓国から

 京釜高速道路に乗って車でソウルから南に向かい、最初の料金所まで来ると超高層マンション群が忽然と姿を現す。ここは盆唐と呼ばれる地区で、ソウルのベッドタウンとして再開発され、金持ちや芸能人が多く住む。

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 この盆唐を抱える京畿道城南市がこのほど豪華な新市庁舎を完成させ、物議を醸している。

 ステルス戦闘機をかたどったという新庁舎の総工費は3222億ウォン(約250億円)で、城南市のおよそ10倍の人口を有するソウル市が現在建設中の新市庁舎よりも高い。床や壁に大理石を埋め込み、エスカレーターは1階から3階までつながる。高級ホテルやコンベンションセンターを連想させる雰囲気だという。庁舎内には市議員専用のヘルスクラブや個人事務所があり、市長室は京畿道知事の執務室よりも広いそうだ。

 こんな調子だから庶民の感覚と懸け離れ過ぎているという批判が噴出している。おまけに落成式には人気歌手を呼んだり花火を打ち上げたりして2億7000万ウォン(約2080万円)を費やしたことも分かり、世論は「反省の色なし」とあきれ気味だ。

 ただ、行政機関や企業などが次々と未来型建物に建て替え、大統領の口から「先進国の仲間入りを」という言葉をたびたび聞くようになった今の韓国で、城南市の新庁舎は「ステータス・シンボル」の一つと言えなくもないが……。

 マスコミが集中的にたたくので、城南市職員は市民の冷ややかな視線にさらされ、さぞかし仕事がやりにくいだろうと思ったが、知人の韓国人から「今どきの公務員は結構、ずうずうしい」という答えが返ってきた。公僕としての意識や責任感が薄いのは、どこの国も同じか。

(U)

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