2009年11月30日

疑いから入るフランス人

フランスから

 政府やマスコミ、皆がいいと言えば、すぐに行動に移す日本人と違い、どんな流行が来ても、まずは疑いの目で見て、大勢には従わないという姿勢を見せるのがフランスだ。特に新しいテクノロジーなどには慎重だ。

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 実は今回の新型インフルエンザのワクチン接種でも、出だしは非常に悪く、保健省の思惑をかなり下回る数しか接種を受けようとしなかった。理由は「副作用があるんじゃないか」とか「本当に効き目があるのか怪しい」などの声が周りから聞こえていた。

 そこで思い出すのは約20年前、日本では当時、普及が進んでいた自宅のコードレス電話が、フランスでは、ほとんど普及していなかったことだ。理由は「基本的に電話に出たくない」「何か家事をしている時に、コードレスだと話しながらできるというけど、家事をしている時は邪魔されたくない」など、フランス人らしい屁理屈が多かった。

 新型インフルエンザのワクチン接種は最近、堰を切ったように大勢の人が病院に押し寄せている。「自分で判断した」という手続きを踏むと、一様に後の行動が早いのもフランス人だ。

 最近、日本を旅行した友人のミカエルは、トイレのウォシュレットにいたく感動し、今度引っ越すパリ郊外のアパートには必ず設置すると意気込んでいる。彼は実は、日本に行く以前は、日本のウォシュレットのことを聞いて大笑いし、「つまらないものが普及しているものだ」と軽蔑していた。

(A)

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