2009年12月07日

ハラボジのパワーに脱帽

韓国から

 韓国では歴史の清算を名分に、日本植民地支配に協力的だった「親日派」を断罪する、子孫の財産没収などが行われ、かなり物議を醸したことがあったが、今度は北朝鮮の主義・主張に同調する「親北派」の人名辞典が発刊されることになった。保守系のルーツには「親日派」がおり、「親北派」は革新系に多いことから、一連の動きの背景には、保守と革新の対立があるというのが専らの観測だ。

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 来春の辞典発刊に先立って行われた記者会見には、報道各社のほかに大勢の年配男性が詰め掛けた。大半は韓国動乱(1950〜53年)などで北朝鮮の怖さを知る保守派だ。ところが、予期せぬ出来事が起きた。この男性たち、会見で“一波乱”を起こしたのだ。

 まずある記者が(今年相次いで他界した金大中、盧武鉉両大統領を指して)「前職大統領も載せるのか?」と質問すると、会場から「質問自体がばかげている」と大きな独り言。記者の質問に主催者側が「現在活動中の人が対象なので含まれない」と答えると、今度は「金大中、盧武鉉を外すとは何事か!」「勇気がないゾ」などと怒声が飛び交い始めた。

 主催者側も負けじと「(親日派狩りのように)過去の罪を子孫におっかぶせるのが目的ではない。気に入らないなら別に辞典を作ればいい」。しかし、多勢に無勢だ。最後は男性たちが主催者席に詰め寄り、結局、会見は中断に追い込まれてしまった。
 「親北」に期待して集まったはずだが、肝心(?)の二人が抜け落ちるのは許せない、ということなのだろう。それだけ左派政権10年に対する保守派の恨みは大きいとも言えるわけだ。

 70代、80代の、言ってみればハラボジ(おじいさん)たちだが、口を開けば憂国の弁士のようで、保守世論を引っ張ってもいる。いやはや、そのパワーには脱帽。

(U)

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sekai_no_1 at 14:15│Comments(0)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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