2009年12月10日

悪夢のリフォーム

ロシアから

 スベータさんは今年9月、キッチンをリフォームすることにした。

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 リフォーム会社に来てもらったところ、円換算で50万円(材料費別)かかるという。そこで彼女は、インターネットで個人業者を探し始めた。

 ロシアには、リフォーム・コーディネーターという職種がある。プロジェクトごとに個人の大工さんを集め監督する。ネットで見つけたボリスは、人あたりがよく誠実そうに見えた。「リフォーム代は(材料費別)25万円で後払い、期間は2週間」とのことだったので、彼にお願いすることにした。しかし、これが悲劇の始まりだった。

 第一の悲劇。ボリスに材料費8万円を渡したところ、翌日「病気になった」と電話があった。以後彼は、現場に姿を現さなかった。

 第二の悲劇。ある日、大工のディーマが「田舎の親族が重体だけど飛行機代がない!」と泣きついてきた。スベータさんは同情し、6万円を貸した。ディーマとは以後、音信不通だ。

 第三の悲劇。もう一人の大工グリーシャは、「アパートのローンが払えない」と泣きついてきた。スベータさんは、彼にもお金を貸した。グリーシャは、その後来なくなってしまった。

 結果、払うべきお金を全額支払ったにもかかわらず、3カ月たった今も、リフォームは30%ほどしか完成していない。

 いろいろな知人は、「そんなことは日常茶飯事だ」「金を貸したあんたが悪い」と同情してもくれない。鬱気味のスベータさんは最近、「お人よしの国」日本への移住を検討し始めた。

(Y)

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sekai_no_1 at 09:42│Comments(0)TrackBack(0)ロシア 

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