2010年02月11日

震災孤児の引き取り

ブラジルから

 大地震に見舞われ、20万人以上の尊い命が亡くなったカリブ海諸国のハイチ。そのハイチから米国人のプロテスタント系教会のボランティアグループが震災孤児ら33人を国外へ違法に連れ去ろうとした事件は、ここブラジルでも大きな事件として注目を集めた。

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 「米国人のやり方は強引過ぎる」「違法行為は正当化できない」など批判の声が多い一方で、震災孤児などの子供たちに手を差し伸べようとした米国人ボランティアの行動に共感する声も少なくない。

 ハイチの震災発生から間もない時期、ブラジルの全国ネットワーク系のテレビ局が、震災後に多くの身寄りない孤児が生まれ、一部の機関が孤児の引き取り先を探しているといった内容のニュースを放送した。ブラジルのハイチ大使館には翌日、ブラジル全土から「震災孤児を引き取って育てたい」という数百もの電話があったという。

 ブラジルでは、児童労働や性的な目的を理由とした子供の人身売買や人権蹂躙などが問題になる一方で、身寄りのない子供や経済的な理由で放棄された子供を助ける目的で引き取り育てる人たちも多い。近年は法律制度も子供の人権を守る方向に動いており、児童ポルノなどは単純所持でも罪に問われる。児童労働も厳しい処罰の対象だ。

 記者の周りにも、身寄りのない子供を引き取りわが子同様に育てている知人がいる。実に懐が深い社会だ。

(S)

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