2010年02月22日

耳に残る選挙CMソング

フィリピンから

 近所の子供たちが、どこかで聞いたことのある歌を何度も口ずさんでいた。メロディーは何となく覚えているが、タガログ語の歌詞の意味が分からないので、なかなか思い出せない。

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 しばらく子供たちの歌に耳を傾けていると、サビのところで政治家の名前が出てきてやっと思い出した。テレビで頻繁に流れている大統領候補のコマーシャルに使われている歌だった。知人によると歌詞の内容は、貧しい境遇から実力で這い上がり、一代で莫大な資産を築いた候補者のサクセス・ストーリーをアピールする内容だという。童謡のような親しみやすいメロディーで覚えやすいことから、ちょっとした流行歌になっている。

 フィリピンでもインターネットが普及しつつあるとはいえ、庶民の娯楽の王様はテレビであり、朝から晩まで毎日流されるコマーシャルの影響力は計り知れないものがある。朝から晩まで、あまりに頻繁に放映されるので、歌詞の意味が分からない私の耳にまでメロディーが残っていたというわけだ。

 このようなコマーシャルは、選挙活動が解禁されるずっと前から流されている。ポスターなども違法のものがあちこちに張られているが、選挙運動が解禁され取り締まりが本格化するまでは、なぜかほとんど野放しで何のための規制なのかさっぱり分からない状態だ。

 各方面から莫大な資金に物を言わせた、違法スレスレの選挙キャンペーンに非難の声も上がっているが、これで候補者が失格になったという話は聞かない。この国では、まさに「やったもの勝ち」といった選挙スタイルがいまだにまかり通っている。

(F)

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sekai_no_1 at 10:07│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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