2010年02月22日

二重国籍の重要性

英国から

 長年外国に住んでいると、二重国籍の必要性をしみじみと感じる。日本国籍である限り、英国の国政はもちろん地方自治への参政権もなく、いつまでも客人扱いで地域社会への連帯責任と義務感も出てこない。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 英国は二重国籍を容認しているので、英国籍を取得することに何ら障害はないのだが、日本の側で二重国籍を認めないので英国籍を取れば日本国籍を放棄させられることになる。だが、日本人としてこれは絶対にできない相談だ。

 3年ほど前に英国に移り住んできた韓国人女性は今、必死になって英国籍を取得しようとしている。韓国も以前は二重国籍を禁止していたはずだが、最近一部容認の方向へと政策転換している。韓国では労働力や国際競争力の対策として、ひいては少子化対策としても外国人移民を受け入れる機運が出ていること、あるいは頭脳の国外流出を食い止めるためにも二重国籍を容認したようだ。

 英国に住む欧州出身以外の外国人の多くは二重国籍を持っている。欧州連合(EU)出身者は地方参政権を自動的に与えられているので国籍変更するほどの理由はない。長期居住者で全く選挙権のないのは、日本人など一部外国人に限定される。

 日本では永住許可外国人の地方参政権問題が論争を呼んでいるが、二重国籍容認を前提に帰化要請することも一案だろう。もちろん、外交関係のない国や敵対国家からの出身者への二重国籍は禁止する、などの限定条件が不可欠と思うが。

(G)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


sekai_no_1 at 12:00│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ