2010年03月01日

列車狙う投石事件

ベトナムから

 ベトナムで列車に乗ると、窓ガラスのほかに雨戸のような鉄製の下ろし戸が付いている。子供のいたずらによる投石で、事故が起こらないように配慮したものだ。

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 中には金網を張ったものもある。下ろし戸は勝手にしまうことも可能だが、金網となるとそうもいかず、旅情をそがれることになる。

 なおベトナム鉄道公社は今月初め、列車への投石事件数が先月101件と前年同期に比べ3割方増えたことを明らかにした。投石多発地帯はナムディンやランソンなど北部に集中している。わけても首都ハノイと中国・広西チワン族自治区の南寧を結ぶ国際列車への投石が増えているという。

 ランソンなど中越国境地帯は、1979年の中国人民解放軍によるベトナム侵攻でおびただしい犠牲者を出した土地柄であることから根強い反中感情がくすぶっていることも関係しているのかもしれない。

 なお現在、ベトナムでは2035年までにハノイ−ホーチミン間1555キロを5時間26分で結ぶ新幹線構想が持ち上がっている。現在の高速鉄道で30時間かかるところを一気に5分の1に縮める画期的なものだが、夢を実現するには投石事件をまず解決しないととんでもない事件が起きないとも限らない。

(T)

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sekai_no_1 at 10:42│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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