2010年03月22日
政治のジレンマ
タイから
タイでは、スワンアプーム国際空港の占拠など、反タクシン元首相派の黄シャツ軍団の時代からがらりと様相を変え、親タクシン派の赤シャツグループが、反政府運動の前面に出る展開となっている。
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タイでは、スワンアプーム国際空港の占拠など、反タクシン元首相派の黄シャツ軍団の時代からがらりと様相を変え、親タクシン派の赤シャツグループが、反政府運動の前面に出る展開となっている。
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だがアピシット首相率いる現政権与党の民主党が、解散総選挙に打って出て勝利できる見込みが無いことから、赤シャツ軍団の動きを牽制する手段がなく、このままずるずると政治的対立状況を抱え込んだまま政局の風向きが変わるのをじっと待つしかないのが、タイ政治のジレンマになっている。
なお赤シャツグループとしても、首相府や国際空港などを不法占拠した黄シャツ軍団のような強硬手段に打って出られないジレンマがある。黄シャツ軍団には軍が後ろ盾としてバックに控えていたことから、少々無謀な行動も大目に見られた経緯がある。だが、同じようなことを赤シャツグループがやれば、違法な暴徒集団のレッテルを張られて組織自体を壊滅させられかねないことから、冒険主義には出たくても出られないジレンマが存在する。
だから赤シャツグループの事態を打開するパワー不足に業を煮やした武闘派のカッティヤ・サワディポン少将や武力革命を旨とする過激派元タイ共産党幹部のスラチャイ・セーダーン氏が強硬手段を訴えても、赤シャツグループのリーダーたちは自重せざるを得ないのだ。タイにはこれから、長い政治闘争のトンネルをくぐらなければならない運命が待ち受けている。
(T)
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なお赤シャツグループとしても、首相府や国際空港などを不法占拠した黄シャツ軍団のような強硬手段に打って出られないジレンマがある。黄シャツ軍団には軍が後ろ盾としてバックに控えていたことから、少々無謀な行動も大目に見られた経緯がある。だが、同じようなことを赤シャツグループがやれば、違法な暴徒集団のレッテルを張られて組織自体を壊滅させられかねないことから、冒険主義には出たくても出られないジレンマが存在する。
だから赤シャツグループの事態を打開するパワー不足に業を煮やした武闘派のカッティヤ・サワディポン少将や武力革命を旨とする過激派元タイ共産党幹部のスラチャイ・セーダーン氏が強硬手段を訴えても、赤シャツグループのリーダーたちは自重せざるを得ないのだ。タイにはこれから、長い政治闘争のトンネルをくぐらなければならない運命が待ち受けている。
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