2010年04月01日

テロの日に起きた奇跡

モスクワから

 ソ連崩壊後、驚くべきスピードで復活した「ロシア正教」。4月4日は、キリストの復活を祝う「イースター」だ。その前40日間は「ポスト」と呼ばれる節食期間で、動物性食品(肉類・牛乳・卵など)を食べてはならない。「肉食系」のロシア人にとっては、厳しい条件だが「ポスト」を守る人はかなりいる。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 さて、その期間中の3月29日、モスクワの地下鉄自爆テロが起こり、39人が死亡した。

 テロがあったルビャンカ駅もパルククリトゥールイ駅も、市の中心部に位置する。しかも、朝8時といえばラッシュアワーのピーク。

 筆者は、「その時間にその場所を通過するであろう」知人たちに電話してみた。
 すると、非常に興味深い話が聞けた。

 通信社に勤務するガーリャさんは、毎日8時ごろパルククリトゥールイ駅を通過する。しかし、前日上司から「最近仕事がきつかったから、明日は昼から来なさい」といわれ、その日は爆睡していた。

 モスクワ大学に通うダーシャさんは、毎日8時ごろルビャンカ駅を通過する。ところが、その日は教授が急病になり、1限目がなくなった。テロがあった時間は、家でテレビを見ていた。

 ビクトルさんは、まさに8時にルビャンカ駅で友人と待ち合わせていた。しかし、家を出る直前に電話があり「寝坊したから9時に会おう」と言われ、無事だった。
 彼らは皆敬虔なロシア正教徒で、「神が私を守ってくれた」とまじめに語った。

(Y)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


sekai_no_1 at 09:26│Comments(0)TrackBack(0)ロシア 

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ