2010年04月22日

スポーツ史に残る名場面

米国から

 実にすがすがしい光景だった。13日にニューヨークのヤンキースタジアムで行われた昨年のワールドシリーズ優勝リング授与式。エンゼルスのユニホームを着た松井秀喜選手の名前が呼び上げられると、観客席から大歓声が巻き起こった。

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 感動的だったのが、松井選手のもとにヤンキースの選手たちが駆け寄ってきて抱き合った瞬間だ。苦楽をともにしてきた元同僚たちからの温かい祝福。映像でこのシーンを見ただけだが、鳥肌が立った。日本人のスポーツ史に残る名場面の一つだろう。
 米スポーツ界は、日本とは比べものにならないほど、選手の移籍が活発だ。好成績を収めた選手は、高額契約を求めてFA移籍していく。フロントも主力選手であろうと、遠慮なくトレード要員に使う。

 お金目当てで移籍したり、チームとトラブルを抱えて去った選手が、アウェーで古巣と対戦する時はファンからブーイングを受けることが多い。松井選手のように大歓声で迎えられることは、むしろ珍しいだろう。大リーグでの松井選手の成績は立派だが、超一流とは言い難い。それでも、これだけファンに愛されているのは、西武ライオンズに入団した菊池雄星投手が目標として掲げた「記録より、記憶に残る選手」だったからだろう。

 大リーグでは入団から引退まで、同一チームでプレーできる選手はごく一握りだ。ヤンキースでキャリアを終える夢は実現しなかった松井選手だが、実にいい形で移籍できたように思う。

(J)

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