2010年05月10日

極右の反イスラム活動

英国から

 英国でも極右団体による反イスラム活動が活発化している。白人フーリガンなどが中心になって構成されている「イングリッシュ防衛連盟(EDL)」という団体が約1年前に結成されて以降、ロンドン、バーミンガム、マンチェスター、リーズ、ノッティンガムなどイスラム系住民の多い地区に集結して、イスラム過激主義を攻撃する数百人規模のデモを繰り広げている。

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 彼らは欧州大陸の反イスラム団体とも連携しており、イスラム法(シャリア)、ブルカの着用、モスク建設などに反対している。

 フランスやベルギー、オランダなどに比べれば、英政府はイスラム教徒に対してまだ寛容な政策を取っている。だが、不況が長引くとともに、右翼勢力をはじめとして一般国民の移民に対する風当たりは強くなっている。

 EDLは今月1日にロンドンへの通勤圏にあるバッキンガムシャー州エイズベリーの町で800人規模のデモを実施し、12人が凶器所持などの容疑で逮捕された。エリザベス朝時代の面影を残す静かな内陸の住宅街であり、普段はおよそデモや暴動とはまったく縁のない所だ。住民の大多数は中流階級の保守的な白人であり、町内でマイノリティー住民との対立があるとは考えられない。

 EDLは移民の多い地区に出掛けては白人住民とイスラム系住民との対立をあおる一方で、伝統的に保守的な白人の多い地区に出掛けてはイスラム過激主義の脅威を喧伝しているようだ。いずれにしてもいたずらに社会不安をかき立てている。

(G)

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sekai_no_1 at 11:44│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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